前立腺にがんが発生すると、前立腺特異抗原(PSA)というタンパク質の血液中への漏出が増加し、血液中のPSAの値が高くなります。
ただ、前立腺肥大症や前立腺に炎症がある場合でもPSAは高くなるため、「PSAが高い=前立腺がん」とは限りません。
前立腺肥大症とは、年齢とともに大きくなった前立腺が、その中心を通っている尿道を押しつぶしてしまい、「おしっこの勢いが弱い」や「おしっこの回数が多い」などの症状が出てくる病気です。
前立腺肥大症の方は多く、50歳で50%、65歳で70%、80歳で90%の方に前立腺の肥大が見られ、そのうち4分の1の方は治療が必要になります。
前立腺肥大症だと診断されたら、その後の治療方針は、大きく分けて3つあります。お薬、手術、経過観察です。
主としてαブロッカーという前立腺の平滑筋を柔らかくする薬を使い、治療を行っていきます。
また症状に応じて前立腺の体積を小さくする薬や過活動膀胱の薬も併用して治療致します。
薬物療法で効果が十分に出ない場合や、症状が重い場合は手術になります。
一般的には、内視鏡と電気メスを用いた経尿道的前立腺切除術(TURP)が行われます。
毎週金曜日には、院長の竹中が静岡済生会病院にて手術を行っておりますので、手術は、静岡済生会病院で当院医師が行うこともできますし、その他ご希望の病院でも可能です。
前立腺の肥大のみで日常生活で特に困ったことがなければ、経過観察にとどめ、特に治療する必要がない場合もあります。
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泌尿器科・内科・女性泌尿器科
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